和歌山市の書道教室 清墨社

令和3年度第10回清墨社錬成会開催のご報告

2022年を迎え、早くも1ヶ月が経とうとしております。2019年に発生したコロナウイルスも、落ち着きを見せたと思ったら次の新種へと進化を遂げ、現在はオミクロン株として我々の生活を脅かし続けていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

和歌山県としては、昨年10月初頭から12月末頃まで感染者数が一桁台、もしくは0人の日も続きましたが、その最中、10月16日(土)•17日(日)の2日間スケジュールで第10回清墨社錬成会が河南コミュニティーセンターにて開催される運びとなりました。

コロナ前であれば、この錬成会は1泊研修会として開催していたものを、感染者数はほぼ0人という状況が続いていましたが、大事を取ってコロナウイルス感染対策の為に日帰り研修として開催されることとなりました。

今回の錬成会の内容としては、主に今年4月に行われる清墨社展に向けての添削が中心でした。今回の展覧会のテーマは『臨書と創作』という事で、昨年3月から各々が好きな古典作品を選び、臨書をしてきた臨書作品と、それに基づいた創作作品を仕上げていく事が今回の課題でした。

今回の錬成会の大まかな流れを説明させて頂きます。

【1日目】

1.受付でしっかりと検温をし、受付順に添削券を受け取ります。

2.兼ねてより練習をしてきた各々の作品が、どの程度までに仕上がっているのかを添削券順に山本先生より1月の締め切りに向けて丁寧な添削・アドバイスをして頂きます。

3.展覧会部の担当者と共に、作品のサイズや形、どのように仕上げるのかをチェックして頂きます。

〔添削をして頂いている様子〕

ここまでで1日目の行程は終了です。

【2日目】

2日目も改めて来場し、検温・受付を済ませることから始まります。

この日は、朝から夕方まで、1日目に頂いたアドバイス等を参考にしながら、各々が切磋琢磨しあいながら、精一杯の作品を仕上げるために、熱心に練習に励んでいました。

〔練習風景〕

3月の清墨社展には、皆さんの精一杯の努力が滲む、素敵な作品が集まります。次の投稿にて再度詳細の方お知らせさせて頂きますが、場所は和歌山県民文化会館で行われますので、もし少しでも気になった方は、ぜひ足をお運び頂き、直接作品を見ていただけると幸いです。また、来場の際は感染対策のため、マスクのご着用、受付での検温、消毒のご協力お願い致します。