和歌山市の書道教室 清墨社

【お知らせ】第5回清墨社展 併催:子ども展 が開催されます

改めましてこんにちは。

まだまだ寒い日が続きますが、つい先日我が家の駐車場に植わっている梅の花が開花しているのを見つけました。そろそろ暖かくなってくるのかなと感じさせる太陽の光を浴びながら、一生懸命に花を咲かせている様子を見ると健気だなと思わされます。

そんな今年の春の始めである3月に第5回清墨社展が開催される事となりました。

開催期間:3月16日(水)〜20日(日)

時間:午前10時〜午後5時(最終入場時間:4時半)

場所:和歌山県民文化会館 全展示室

住所:和歌山市小松原通1−1

今年の展覧会のテーマは、ズバリ『臨書&創作』です。

書道を嗜まれている方であればそれが一体どういったものなのか、お分かりいただけるかとは思います。同時に、『臨書』と『創作』という言葉は、常日頃から書道などに触れていなければ親しみのない言葉なのではないかと思います。そんな方にもぜひ足を運んで頂き、書道に触れていただくために少し解説をしたいと思います。

①臨書

『臨書』という言葉を使って表すと、なんだか凄く難しそうに感じますが、要は『手本を観て書く』という事です。どうですか?一気に身近なものになったのではないでしょうか?

昔の中国の書家の作品などを中心に、その書家の筆の運び方や紙の余白の活かし方、墨の濃淡など、技術的な所を真似て書き、その技を身につけることが目的の1つとされています。臨書には3種類あると言われていますが、ここではそこまで触れない事とします。もし興味が少しでも湧いた方はぜひ、『書道 臨書とは』と検索エンジンで検索して見てください😊

②創作

創作とは、自分で題材を選び、用具や用材、全体構成を工夫して作品制作をする事を指します。つまり、好きな詩や言葉を自分で選んできて、筆の運びや紙の余白の使い方などを考えながら書くことができるものになっています。ある種、各々の個性も垣間見える作品となっている事も言えるかも知れません。ただ、自由に作品に向き合えると言ってもやはりベースが大事になってきます。そこで活きてくるのが①で紹介した臨書での学びです。

ここまで、臨書と創作について解説して参りましたが、いかがでしょうか?

今回の展覧会では、多くの出品者(会員)が、臨書とそれに伴う創作の2作品を展示する予定です。同じ出品者を探して、臨書作品と創作作品を見比べてみるのも面白いのではないかと思っています😊

また、今回の展覧会では、子ども展も併催されておりますので、ぜひそちらの方にも足をお運びください☺️

最後に、コロナ禍での開催という事もあり、ご来場の皆様には、受付で以下の感染対策にご協力頂きますようお願い申し上げます。

①受付でのアルコール消毒・検温

②連絡カードへの連絡先等のご記入

③マスクに配布させて頂くシールの貼付け

尚、ソーシャルディスタンスを保持するため、密になっていると判断した場合、その場にいる会員の方からお声かけさせて頂くことがあるかと思います。受付では前方にお並びの来場者様と一定距離を開けて頂くこと、会場内での人数制限の可能性をご了承頂きますよう宜しくお願いいたします。

※受付では、飛沫感染を防ぐためのアクリル板の設置や、随時机や椅子などの消毒を行なっております。

まだまだ大変な時期が続くと考えられますが、改めて皆さまのご健康とご多幸をお祈りして、今回のご案内を終わらせて頂きたいと思います。

開催当日、できるだけ多くの皆様にお会い出来る事を会員一同楽しみにしております。