そろそろ年末に向けて早い方は動き始められている時期といったところでしょうか?
冬の風物詩でもある年賀状の時期ですね。
皆さんは手書き派ですか?パソコンでパパッと済ませてしまう派ですか?
私は両方を活用して年賀状を作るタイプです。
さて、こちらも遅くなってしまい申し訳ございません。
2019年9月29日に中央コミュニティセンターをお借りして第27回清墨社研修会が執り行われました。今回は研修会の様子をご覧にいれながら説明していきたいと思います。
この日は古典研修会という事で、米芾という方について学びました。
こちらの写真は先生に米芾について詳しく説明していただいている様子です。
背後に見えます作品は先生が説明のために米芾の書法を基調にして書いてくださった作品です。いつも我々が分かりやすいようにその日に学ぶ書体を形にして持ってきて下さいます。米芾の作品から学ぶべきところとしてあげられるのは「起筆(書き始め)、収筆(一連に連なった文字の最後の線の表し方)の多彩な変化」だそうです。起筆は運筆の速度や深さ、点画の疎密の変化、筆脈(異なる文字同士間の筆の流れ)の繋がり具合など大変、変化に富みます。
このような事を普段の教室とは異なる環境下で先生に解説して頂きながら学び、その後実践という形でその日学んだ人の作品を各自臨書し、その後学んだ書体を基調に各々創作に取り組む、と言うのが普段の研修会の様子です。
今回も毎回恒例の抽選会で10名が当選し、作品を頂きました。
その時の作品がこちらになります。
当選された方はもちろん、抽選で選ばれなかった方もこれからの作品創作にこの日の学びを生かせると良いですね。
冒頭でも触れましたが、年末に向けて年賀状を書く方も多いはずです。
私たちの書道教室では手紙文などの指導も行っています。今年はもう間に合わない!という方もいらっしゃるかもしれませんが、興味のある方、是非私たちと一緒に練習しませんか(^-^)